育休最終日に思うこと~それは、居心地の悪い経験かもしれない。でも、確実に自分を成長させる!~
さて、早いもので半年前に始まった私の育休も本日で最終日。コロナ対策で政府全体が佳境の中、明日から職場に復帰します。
半年間を振り返ると色々なことがありましたら、一言で「育休どうだった?」と言われれば、こう答えます。
「それは、居心地の悪い経験かもしれない。でも、確実に自分を成長させる!」
思えば戦いは育休を取る前から。ミルクを飲まない息子に絶望したり、
娘には「パパやだ!」と連日言われたり、
挙句の果てには、育休を取ることを妻に猛反対されたり・・・。
どれも育休を取らなければ経験しなかった&痛感しなかったかもしれません。
そういう意味で、男性、少なくとも私にとっての育休は、少なからず「未知との遭遇」であり、「居心地の悪い経験」でした。
でも、ほら、仕事でも1つの部署にずっといると居心地はいいけどマンネリ化したり、広い視野で物事考えられなくなったり、イノベーションを起こそうと思う気概が知らないうちに失われたりしていませんか?
そうした事態を打破するためには、居心地の良い場所から出て、辛いけど自分と向き合って、自分を変えていくことが必要なんじゃないかと思います。
私の場合は、お米も炊けなかったのが弁当や離乳食を作れるようになったり、
「どんなに仕事忙しくても、月曜の弁当は作れるはず!」と小さな貢献の場を見つけたり。
妻からも、「最近、言わなくても色々気付いてやってくれるので、育児や家事のストレスがこの半年間はほとんどなかった。」と言ってもらいました。
でも、ここはゴールでなくてスタート。
復職後も、同じ時間での関わりは難しいかもしれませんが、スモールステップで育児家事、自分に出来ることをやっていきます。
さて、ここでこのブログは一区切り。
また仕事が落ち着いたら書くかもしれないし、書けないかもしれません。
気長に見守っていただければ幸いです。
ご愛読ありがとうございました!
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育休を取得して②~「今日、保育園どうだった?」から、より多面的で密な関わりに。~
さて、育休を取得しての気付きその2!
※育休は下の子を世話するために取得していますが、小さすぎて目に見える私との関係での変化を捉えるのは難しいので、上の子との関係について書いてみます。
昨年末、こちら↓の記事で長女の「パパ嫌だブーム」が巻き起こっていることを紹介しました。
育休も終わりを迎える今思うことは、
「以前の自分は、娘との関わりが一面的でそれも薄かったなぁ・・・」
例を挙げると、仕事から帰宅しての会話はだいたいこれ。
「今日、保育園どうだった??」
でも、この質問って娘からすると、
(いやいや、既にママから同じこと聞かれたよ!)
(どうだっただけじゃ漠然としすぎてうまく答えられないよ!)
という感じだったんじゃないかなと思うのです。
育休に入ってから、心に余裕が出来たのか、まず保育園の送り迎えでの保育士さんたちとの会話が増えました。
「今日、うちの娘どうでしたか?」これだけ聞いてみるのでも、
「今日は〇〇の活動をしたけど、一人で粘り強く取り組んでいましたよ。」とか、
「最初は上手く出来なかったけど、アドバイスしたら上手になりましたよ。」
と貴重な情報を教えてくれます。
なので、それを使って娘との会話をより具体的にするようにしました。余裕がない場合は、連絡帳や保育園にある今日の活動報告を一読して、「今日〇〇したんだってね。どうだった?」と突っ込んで聞いてみることに。
これによって、娘の中でも話すことの焦点が絞られ、色々と思っていることをシェアしてくれるようになった気がします。
それと、子供との接点をより多面的にすることの重要性を感じました。
例えば、
・ピクニックのお弁当を作ってみたり、
・工作を一緒にやってみたり、
・絵本を読んだり、
・公園でへんしんバイクやスクーターの練習をしたり、
・数字やひらがな、英語のワークブックを一緒にやったり
などなど。
大切なのは「子供扱い」(=あなたは子供だからこれは出来ない!)せず、「それじゃ一緒にやってみようか?」とポジティブな声掛けに変えていくこと。
こうして多面的な、密な関わりを増やしていくことで、子供との関係性も豊かになっていっていると感じています。
次回は育休後の気付きの最終回として、「育休を取ることの意味は?」改めて振り返ってみたいなと思います。
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育休を取得して①~どんなに仕事忙しくても、考え方を変えれば小さな貢献が!~
さて、今回からは育休を取得しての気付きについて何回かに分けて書きます!
私の育休取得の理由として、
男性が変わらないと女性活躍なんてできない!
ということは下記の投稿で紹介しましたね。
実際に5ヶ月強家事育児を中心的にやってきて思ったのは、
目に見えない育児・家事っていっぱいある!!
例えば・・・
・保育園のかばんに入れる衣類の準備。
・冬場に窓にたまった結露の掃除。
・子供が飲み終わったミルクの瓶の消毒。
・乾燥の終わった洗濯機の掃除。
・麦茶(我が家はパックを使用)補充のためのお湯沸かし。
・エアコンの掃除。
・子供が散らかしたおもちゃの片づけ。
・お風呂掃除の時の排水溝の掃除。
などなど。
たぶん、1つ1つにかかる時間は5分~長くても15分。
でも、これを毎日/毎回やっていると、いつの間にか見えない負担となって襲い掛かっくるものです。なので、これらを
「どちらか片方が毎日/毎回やっている」状態を作り出さない!
ことが非常に大切だと実感しました。
また、仕事が忙しくて、たとえ毎日タクシー帰りでも出来ることがあるのに気付きました。例えば、
・週末の料理作りや子供二人を連れてお出かけ(=パートナーにリフレッシュの時間を与える)
・月曜の弁当作り(だって日曜は夜遅くまで残業がないはずだから!!)
これら「仕事が忙しい」ことは出来ない言い訳になり得ないですよね。
・・・こうやって振り返って見ると、
育休を取る前は自分に甘かったなぁ。。。
ということを痛感します。
ただし勝負は復帰後!有言実行になるよう頑張ります。
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一日の動向~離乳食後期編~
さて、怒涛の育休の日々も残り1ヶ月に!
ここでは以前のポストと比較して、最新の一日の動向を書いてみます。
(※)当時と変わった所は下線にしています!
5:45 起床
6:00〜7:00 弁当の準備(息子の離乳食は味付け前のものを刻む。弁当は大目に作ってそのまま夕食に使えるようにする
7:00〜7:20 子供達を起こしたり着替えたり朝食準備(2人で分担)
7:20〜7:50 朝食(ここに0歳息子も参戦。空いた時間で洗濯物干し、乾燥機)
7:50 妻職場へ出発
7:50〜8:40 皿洗い、子供達と自由時間、登園準備
8:40 娘の保育園に子供達と出発
9:10 保育園に到着
9:40 帰宅、お湯をわかしてミルク準備
10:00〜10:30 ミルク ※離乳食は朝に移動
10:30〜11:30 息子と読書、おもちゃ等で遊ぶ(お昼寝はしない)
11:30〜12:20頃 息子と昼食→寝かしつけ、洗濯物取り込み、掃除、残りは自由時間
15:00〜15:30 息子起きたら適宜遊ぶ
15:40 妻帰宅、必要に応じ授乳 ※帰ってこない場合はおやつタイム
16:10 妻か私が保育園へ娘のお迎えに
17:10 妻か私が娘と帰ってくる
18:00 夕食(作ったやつをレンチンするだけ、作るのはスープくらい)
19:00 夕食終了、お風呂準備
19:20〜20:30 交代でお風呂(娘との関係改善?により隔日交代で娘と入るように、もう片方が皿洗いとかお米研ぎとか)
20:30〜20:50 子供達と本読んだり遊んだり
21:00 就寝 ※夜中起きるのは3~4回から1~2回へ
大きな変化としては離乳食が3回になったので、他の家族と同じタイミングで食べています。それもあってか食事の時間は前より少し長くなっていますね。
後は、母乳より離乳食から栄養を取るようになったり、マグで麦茶を飲めるようになったりしているので、そこまでミルクの事を恐れて外出することもなくなりました。(ランチとかに連れていく場合は市販の離乳食+バナナで済ませます。)
それと、夜中に起きる回数が少しずつ減ってきました!数日前はなんと、一度も起きないというのもありました。身体が大きいからか体力があるので、お昼寝は1回だけにしたり、お風呂の後にもうひと運動させて疲れさせると寝つきが良いような気がします。
こうやって比べてみると知らぬうちに成長しているんですね。
次回からは、育休を取っての変化について書くので是非読んでください!
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育休に対する職場の反応ー否定的な人はゼロといっても良い位。
更新が滞ってしまってますが、育休前期の最終回!職場の反応について書きます。
さて、前回の記事↓はタイトルがセンセーショナルだったせいか、非常に多くの反響をいただきました。ありがとうございます!
妻との対話を経て家庭内では育休を無事取れることになった私。
よく男の育休に職場の理解がないと言われることもありますが、私はどうだったかと言うと・・・
ほぼ100%と言っても良い位、肯定的な反応でした!
理由としては政府として推進する立場だからというのもありますが、男の育休自体が少しずつ浸透してきていることがあると思います。
私が働き始めた頃は男で育休を取っている人は職場で1年に1回見る位でしたが、私と同時期に今育休を取っている男性職員が知っているだけでも4人います。
私の職種は同期が19人で、うち育休を取ったことのある(取っている)人も4人。
ただし、「取って当たり前!」という姿勢ではなく、仕事と同様にしっかりと調整をしました。
まず、育休取得の9か月前に人事担当に相談。同時に所属の長にも相談。
その後、育休を取った男性職員何人かとランチをして、色々な角度からサジェスチョンを頂きました。
途中で人事担当や所属の長が変わったので、その都度アップデートして相談。
1ヶ月前には申請書を提出・・・とこんな段取りです。
ちなみに、育休職員が増えると人の確保が大変になるのはその通り。
実は、私の後任も後補充がありませんでした。そのため、課長が課の別のラインから人を臨時的に張りつけて対応しています。
このように、課長のリーダーシップが問われる側面かなと思います。
その他、職場の同僚からのコメントを紹介したいなと思います。(多少改変)
・いなくなるのは大変な痛手ですが、仕事と同じかそれ以上に重要なことなので頑張ってください。
・「迷惑かけてすみません」はなしで!そのかわり、早く戻ってきてね(笑)
・本当に大変なのは復帰後だよ。子供との時間楽しんで!
・自分は育児より仕事の方が断然楽だと思う。仕事は大人同士だけど、育児はコミュニケーション出来ない赤ちゃんが相手。だから、育休を取る覚悟はすごいと思う。
育休生活も残り2ヶ月を切りましたが、今後のポストでは最近の生活や育休を取ってみての変化について書いていきますので、お楽しみに!
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妻が私の育休に反対した理由。
あっという間に2020年!私の育休も折り返しとなりましたが、今年もよろしくお願いいたします。
さて、昨年末に育休を取得した理由について何回かに分けて書きましたね。
今はにわかに男性育休の話が盛り上がってきていますね。
しかし、だからこそ言いましょう。
私が昨年1月に育休を取りたいと相談した時、妻は大反対しました。
理由としては、(私の覚えている限りでは)以下です。
・あなたの今の家事力、育児力で育休が務まるとは思えない。
・育休を取ればいいってもんじゃない。今の育児、家事に関する考え方を変えて、分担を変えていかないと結局何も変わらない。育休始まったからはい出来るようになります、何て有り得ないよ。
・だいいち、生後半年って夜間授乳もあるし、どれだけママが大変か分かってるの?それで中途半端に育児家事をやられて、結局私の負担が大して変わらなかったら、それで仕事もしろだなんて、地獄でしょ。
・男の育休なんて長くても1年。子育ては何年もあるんだから、その後どうするかが重要だよ。また元に戻っちゃうんじゃないの?
・それで職場では「俺イクメンです」的な感じで振る舞うんじゃないの?それがまた許せない。
・・・と他にも思い出せば色々あるかもしれませんが、こんな感じで一方的に言われ、私も言い返してその日は終わり。。
妻は育休を応援してくれると思っていたので、この時は本当にショックでした。
でも、落ち着いて考えてみて思いました。
確かにほとんど役立たずだった、今までの自分の貢献度を劇的に変えないといけないんだと。
そこで、10月からの育休に向けて、どう少しずつ家事・育児に貢献していくのかのプランを作って妻と再度相談しました。
妻も今度は私の本気度を分かってくれたのか、
・生後半年からは離乳食も始まるしかなり大変な時期だよ。覚悟は出来てるの?
・パパ友はあまりいないだろうから孤独に感じるかもしれないけれど大丈夫?
と、いくつかコメントをした上で最終的に納得してくれました。
育休を取る以上、家族を助けたいと思っているのは皆さん勿論だと思いますが、
問題は、それが日々の行動に現れているのか??という点で、自分はそこが足りなかったのだと思います。
育休=人のため=皆喜んで応援してくれる と無批判に考えていませんか?
まず、その前に自分の日々の行動を振り返ってみましょう。
次回は、職場からの反応について^-^
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育休の時期ー出産直後に取るか、ある程度大きくなってからか?
さて、今回は育休を取る時期について。
前回までは育休の理由について綴ってました。
育休を取るとしていつの時期が良いのか?
特に、出産直後に取るか、ある程度大きくなってからが良いのか?
迷うところですよね。
私の場合は、「自分一人だけで子供を見る」ことにフォーカスしたかったので、(出産後すぐに断乳する方を除いては)パパが一人で育児できる時間に限界のある出産直後ではなく、ある程度生活のリズムが整った5ヶ月からを選択しました。
ただし、だからといって出産直後に助けが不要な訳ではありません。
むしろ、ママの立場からすると一番手を借りたいのが出産直後です。
そこで、私の場合は以下のURLのp2にある「男の産休」というものを活用しました。
http://www.gender.go.jp/kaigi/senmon/jyuuten_houshin/sidai/pdf/jyu13-06-2.pdf
これは、配偶者出産休暇(2日)と育児参加のための休暇(5日)を合わせた計7日間の有給で、政府としては計5日以上の使用を推奨していますが、私はフルで7日間いただきました。
しかも、息子の産まれたのが4月中旬だったので、この7日間と土日、さらにGWの10連休を足して、約20日程度、妻の出産と退院直後の時期をぶっ続けでお休みに出来ました。もちろんこれで十分とは言いませんが、最初の3週間は家事が出来る状態ではありませんのでこういった制度があって良かったと思います。
職場の先輩に相談した時は、
・半年の赤ちゃんを男一人で見るのは難しいんじゃない?
・まだまだママが必要な時期でしょ。
という声もいただきましたが、今はなんだかんだで生活回っているので何とかなる!と思います。
お座りしたり、喃語が出たり、色んな物の興味や表情が豊かになったり・・・1日1日の成長を間近に感じられるという意味でも良い時期だなと思いました。
さて来年は育休取得についての家族の驚きの反応から書いていきますのでお楽しみに・・・!
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